who am I? ~私は誰?~


工「どうかしましたか?」

「い、いえ・・・」


男は咄嗟に作り笑いをした。


「さ、どうぞ。暑かったでしょう。」


『スミマセン・・お邪魔します・・・』


桐「お邪魔しまーっす」


東「失礼。」


加「お邪魔致します」


それぞれが中にはいると、広いリビングが広がっていた。

『うわぁすご』


一通り感嘆の声を上げると、ソファーに座った。


「なになに~?誰~?」

ソファーでくつろいでいると、階段から青年が下りてきた。

「あっ奏太君。どうされましたか」

奏太と呼ばれる少年は階段を颯爽と降りてきて、アリス達に会釈をした。

奏「お腹空いちゃって・・・」

エヘヘと子供のように笑うと、アリス達を見た。
奏「臼木さん。そちらは?」