『おー景色いいー!』


車の窓から見える海と入道雲を眺めて言った。

今は例の別荘に行く途中の車内。

桐「でしょー!」

東「お前ら、はしゃぎすぎだ。静かにしろ」


眠りかけていた東野が幼稚園児2人に注意する。

だが、キレイな海にはしゃぎまくってる2人は聞いてなどいない。

東野はため息をつくと、また腕を組み寝る体制になった。


運転手は唯一免許を持っていた工藤。

助手席には斉藤。

その後ろにはアリスと東野。

そのまた後ろには加賀美と桐谷。

ちなみに加賀美は爆睡している。昨日徹夜で仕事をしていたからだろう。