?「お前、電話しろ。」
そう言って ん、と携帯を差し出した。
?「話す内容は伝えるから、早くしろ」
その言葉に工藤は渋々携帯を受け取った。
ピ、ピ、ピ
携帯電話の音が妙に大きく聞こえてしまう。
工藤は着信履歴の一番新しい者にかけた。
プルルルルッ
着信音がかすかに聞こえた。
コールが数秒間なった後、電話の向こうから はい。と聞こえた。
工「バスジャック犯に人質にされている者です。」
淡々と答えた。バスジャック犯は気にくわなかったのか、少し顔がゆがんだのがわかった。
?「バスジャック犯は丸山自然公園に来いと行っています。 言え。」
工「・・・バスジャック犯は丸山自然公園に来いと行っています。」
?「そこで、警視総監と人質を」
工「そこで、警視総監と人質を」

