今日も、俺は心に罪悪感を残したまま美咲-ミサキ-に会いに行く。 美咲の大好きなカランコエとショートケーキを持ちながら。 ────────── ────── ─── 俺は、ドキドキしながら美咲の部屋のドアをノックをした。 「はーい。」 可愛らしい声が聞こえた。 「美咲、来たよ!」 「月君!」 美咲は、顔をパァっと輝かせた。 そんな美咲を見て、心が苦しくなる。