「はぁぁ…」

「こらっ。海美!ため息つかないの。


深いため息ついたらお母様に怒られました。

だって今からお見合いだよ?

絶対嫌だ。

今まで何回かお見合いしたけどなんか違うんだよね…。

やっぱり結婚するなら好きな人じゃないと!

お母様にそのこと言ったんだけど

「なら、18歳までに見つけなさい。見つけれるまで一応お見合いはしとくわよ
。」

ということで結局お見合いすることに…

けどどうしてもお見合いがしたくなかった私は決意をした

(よし!逃げよう!)


私は見合いのために着ていた着物を脱いでシフォン素材のシンプルな服を着た。


姫であるの証貝殻のネックレスをつけ

お城をこっそり抜け出した。