秘密のお姫様


そんな力のせいで私は友達がいない。

"いつあの能力疲れては困る"

"なんか気持ち悪い"

そんな事言われた。

けど隼人は違った。

私の能力知っても変わらず友達でいてくれた。

私の大の親友だし、大切な幼馴染でもある

「遅刻するぞ?ったく、寝坊お姫様なんか聞いたことも見たこともないぞ?」

「そんなお姫様だっているもんっ!」


あと言い忘れたけど

私はここマリラーヌ国は人魚の国

お父様が王で

お母様が王様の妻お妃

そしてその子供の私

つまりこのマリラーヌ国の姫ということになる

それに一人っ子だから跡継ぎが流れで私となる

けど女が王を務めることが出来ないから相手を見つけないといけないの

それも18歳までに

絶対見つからないよ。

恋もしたことない私が…

絶対無理。

「お前ぜってぇ、無理だな。」

「ムムッ…、で、出来るもん!絶対に!」

「そうか…」

私が向きになって言うと隼人は急にショボンと落ち込んだ。

「隼人…?どうかした?」

「何にも!ほら本当に遅刻すんぞ?」

隼人に言われて時計を見ると

学校が始まる15分前。

このあと私がどんなに急いでも遅刻したのは言うまでもない。



「…隼人の馬鹿。」

「うるせぇよ。なら早く起きろ。」

「うっ…。その通りです。」