今度はきちんと許可をもらって国の外へ
…本当は国の中だったらいいって言われたけど、あたしたちはこっそり誰にも気付かれずに国の外へ
「ぷはー…。静かに泳ぐの疲れた…」
「隼人は早く泳ぐのが好きなんだもんね。あたしは嫌いだな早く泳ぐの…」
「いいから、早く行くぞ。ここでもたもたしてたら見つかってしまう」
「うん、分かった。あたしに見失わないようについて来て」
「あぁ。お前泳ぐ遅いからゆっくり泳いでても余裕で間に合う。」
「もぅ…!ほら、行こう!」
あたしは隼人を連れてシャンさんがいる場所へと向かった



