秘密のお姫様

「じゃあ…」


隼人はあたしの耳元で囁いた。



「…そんなんでいいの?」



「あぁ。ほら、早く作れ。」


「はーい。」


隼人は「じゃあな」というと台所から出て行った。



「変な隼人…」


あたしは隼人に言われたことを思い出した。



「そんなことより!早く作らないと。」


あたしは急いでお弁当を作って準備をした。