むしろ褒めてくれた。

『お前デカイな!すげ〜かっこいー』

それからというもの毎日毎日ひっつき回る。

いつの間にか俺はあいつのことルキと呼び

ルキは俺のことシャンと呼ぶようになった。

俺がルキと2人で話をしてたら

"ルキ君も物好きよね〜"

"だよな、あいつのどこがいいんだか。"

そんな会話が聞こえてきた。

俺はルキと一緒にいたらルキまでが悪く言われる。

俺はルキに言ったんだ

「ルキ、俺よりもっといい奴のところに行けよ。」

「俺は、シャンよりいい奴なんかいない。だからここにいる。それに俺ら友達だろ?」

「友達…?」

「親友でもいいぞ?」

「遠慮しとく。」

「即答とかひどい!シャンのおっさん!」

おっさんって…俺まだ19だぞ?