私は急いで逃げようと無我夢中になって泳いだ。


しばらく泳いだら人魚の姿が見えなくなってしまった。

しかも魚もあんまりいない。

いるのは小さい魚たち

たくさんのクラゲ。

みんな私を見ると驚いてた。

多分このネックレスだろう。

驚いてみんな道を開けた。

私はその開けた道を通った。

その後しばらく泳いだら大きな岩にぶつかった。

「痛い…。」

私は頭をさすった。

すると大きな岩が動いた。

私が驚いていると

「誰だ。俺の眠りを邪魔するやつは…」

「しゃ…べった?岩が…」

「岩じゃない。喋るに決まってる…なぜお前俺と話せる?」

大きな岩の正体は大きなサメだった。

「え?私普通に話せます。」

「お前人魚か。ん?そのネックレスは」

「はい。マリラーヌ国の王の娘です。」

「そうか、なんでお前がこんな所に…。いや、ところで、お前俺が怖くないのか?」