それが言えないから咄嗟にごまかした

でも、刀が使えない状況だから刀を買いに行く予定だったけどね。

だから、そのことを言った。

新「なら、俺の刀を使え。」

新八は二本ある刀のうちの小さい方の刀を私に渡した。

「え?いいの?」

新「あぁ。ほら、夜も遅いからとっとと寝ろ。」

…。

これじゃ一緒にいられないじゃないの。

私は懸命にどうやってここに残ろうと考えてたら

スパーン

勢いよく部屋が開けられ平助が入ってきた。

平「しんぱっつあん…と、桜華?どうしてここに?」

「刀もらったの。」

私は平助に刀を見せた。

平助は驚いた。

平「それ、しんぱっつあんの刀じゃんかよ。しんぱっつあんは自分の物あんま人にやらねーのに。」

「え?」

新「いいから。桜華は黙って俺にもらっとけっての。で、平助は何しに来たんだ?」