「嫌だ。それに新撰組に力を貸すなんて断るに決まってるよ…。」
もうこうなったら
西本願寺のお坊さんに当日直接いうしかないよね。
「はぁ…」
ため息をついたら後ろから突然抱きしめられた。
新「ため息つくなって。」
「新八?!ちょ、離れて!ここ廊下だよ?」
ここは廊下。
いつ誰が通ってもおかしくない。
新「静かにしろ。このチビ。今はいないけどそんな大声出してたら人が来るぞ?」
新八に口を手で塞がれる。
「ムゴゴ(分かったから)フガガガ、ムゴ…(離して、苦し…)。」
私は新八の手をペチペチと叩いた。
新八は私の言葉が通じたか分からないけど手をどけてくれた。
手はどけてくれたけどまだ抱きしめたまま。
「はぁはぁ…はぁ。殺す気?」
新「さぁな。」
「ムッ。」
新「そんな拗ねんな。」
「拗ねてないよ。…新八は後ろにいるんだから私の顔分からないでしょ?」
新「何と無くだ。…桜華」
「何?」



