狼女と新撰組〜後編〜


新八は私を屯所の門まで引っ張った。

「…助かったの?」

私は恐る恐る新八に聞いた。

新「なんとかな。…つか、馬鹿?」

「…っ!さっきから馬鹿馬鹿って!新八の方こそ馬鹿だもーん!」

新「やっと元に戻ったな。」

よしよしと優しく私の頭を撫でてくれた

「元に戻ったって?」

新八の手を払いながら言った。

新「昨日の事もあったし、朝餉の時お前の様子おかしかったからな。」

朝餉…ね。

思い出したくもない。

はぁ……

深いため息を一つついた。