届かない愛


お母さんの視線を感じつつも待ち合わせのコンビニに向かう。

けどね。やっぱり…悲しい。
今日だけは聞きたくなかった。

今日は大切な日だから。
流星君…あたし…貴方の前で笑えるのかな?


ーーコンビニ前。


涙を拭いて少し化粧を直して流星君の待つ車に向かえば。

『悠莉!こっちだこっちー!』


そう言って手を振ってくれる流星君の姿に笑顔を向ける。

今日は笑顔でいよう。
流星君には気付かれちゃいけない。