不器用男子のkiss

「ムカつくんだよ…バカ。」


加藤君はそう呟くと、また私に唇を重ねた。


小さなリップ音がして唇が離れると私の顎を持ち上げていた手もそっと離した。


そして、壁についていた手を離し私の腕を軽く自分に引き寄せ、私の体は加藤君の腕の中にすっぽりと入った。


あれ?


わ、私…加藤君に抱きしめられてる。


*…ふわっ…*


と香る


優しいミントの香り


香水?かなぁ?


加藤君の匂い…。