「……明音…明音」
「ん?……あれ私…」
「良かったぁ気がついて!
ここ保健室!
保健室いくって立ち上がって倒れたんだよ」
「えっごめんなさい!」
驚きのあまりに謝った私
「先生が運んでくれた」
真麻がそう付け足した
「ごめんね心配かけて」
そう言って起き上がろうとしたが
クラッ
「無理しないの!明音熱あるんだから!
まだ寝てなきゃ!」
そういえば体が熱くてダルいような
「ごめん…ありがとう……」
そう言ってベッドに寝直した
♪♪♪~~~
「あっ…チャイム予鈴だよね?
真麻、授業行って」
「あっうん!明音は安静にしてなよ!
授業終わったら荷物持ってくるね!」
そう言って真麻は
心配そうに保健室をあとにした
私はそれを目で見送り
天井に視線を移した
こんなときにも最初に浮かぶのは
まいけるんのこと………
会ったこともないのに…
変よね………私


