あたしの後ろから、男の人の声が聞こえた。 パッと後ろを向いたら、 同じ学校の制服の男子がいた。 その男子が、あたしが好きになる先輩だった。 先輩はあたしに近づき、 「その犬、どうしたの?」 「す、捨てられてた犬です…」 あたしは少し下を向きながら言った。