黒王子×泣き虫姫




あたしは必死にどこうとして、腕を伸ばしたけど、




「キミ、強引だね。ドキッとしちゃった。」




やはり男の力にはかなわなくて、


こんなことを言われてしまった。




ど、ドキッとした?どういうことだろう…?




あ、それよりも!




「あ、あの!、どいてくれませんか?」




かなり高い位置にあった彼の顔を見上げ、そう言った。