屋上へ続く階段の手前で、足と止めて深い深呼吸。 この先に待っているのかな・・・。 もし居なかったらなんて嫌な不安が頭をよぎる。 だけど、きっと待ってくれている。 そう信じてる。 「ふぅ・・・」 一歩、足を踏み出した時 「このみちゃん!!」 後ろから声を聞こえたと同時に、誰かに手首を掴まれた。