「は…?
僕は許せないんだよ…君が」
「あの時の俺は、杏が離れてしまえば、もう終わりだったんだ…。
お前が転校することなんて、とっくに気づいてた。
でも杏に隠すのは、それほど杏が好きだったからなんだろ…。
だから俺は遠慮していた。
でもお前の体を見て、酷く傷ついた。
そこまでぼろぼろになって、それでも俺等に隠し事をするお前が。
俺は許せなかった………」
…なんだ。
お互い許せない思いはあったんだ…。
「もうやめよう、蒼太」
「え…?」
「昔の喧嘩、杏のお母さんを見つけれたらなしにしない?」
「そんなんでいいのかよ…」

