ふん、あんな人でも好きな人いるんだ。 私も、早く恋したいな。 ―――――― ――― 「おーい、チビー」 昼休み。あたしは聞きなれた声に振り返った。 チビと呼ぶのはあいつしかいない。 吉川拓――――。 「あのさ、チビって呼ばないでくれる。」 あたしはギロ、とアイツを睨んだ。 が。 「え、なんで。」 と返ってくるだけ。