「最低!拓なんか大ッ嫌い!」



そういいはなされて、アイツは屋上を出てった。



……オレ、最低だ。



強引にあんなことをするなんて。



明日、謝ったら許してくれるだろうか。



多分、一生話してくれないかもしれない。



オレは、髪をかきあげた。