「なぁ、もしかして昨日泣いてたって男…関係?」


大きな声で言ったらまずいと思ったのか

千葉くんの顔が近づいてきて

私の耳元で小さい声で言ってくれた。


「え!あ!うん!」


千葉くんがどアップで……。

恥ずかしくなってつい私は

下を向いてしまった。


「顔、赤いぞ?熱でもあるのか?」


「へ?ねつ?あぁ、ないない!大丈夫だよ!」