強がりな元姫様



ガララッ


ザワッ


……あれ?


いつもなら静かになって全員が一斉に睨みつけてくるのに


今日は騒がしいし女子だけ睨みつけてくる


そして自分の席には机とイスがなかった


……新種の嫌がらせ?


「あの女どんな神経してんのよ!!」


「何であの二人が裏切り者の味方に付くの!?」


ひそひそ話のつもりが聞こえてる


てか、あんたらが仕組んだんじゃないの?


ガララッ


「高岸~、すまんな。 少し机を借りてたで!」


「びっくりした?」


富田が机を五十嵐がイスを運んでいた


落書きだらけだったのに今は汚れの一つもない


「……どうして?」


私の言葉に二人は顔を見合わせさも当然のように言った


「友達やもの。 支えるべきやからな」


「まずはあのままじゃどうもならないじゃない? ダメだった?」


なんだか嬉しかった


五十嵐の言葉にすぐに首を横に振る