強がりな元姫様



「俺は、白神の総長でよかった。 いい奴らばかりで俺は幸せ者だ。 だから――……」


ドォンッ!!


扉を外から何者かが叩いている


音を立てて開き、入ってきたのはどこかのチームだった


`……´


シンッと静まる倉庫内


和やかだった空気が急速に冷えていくようだ


「どーもぉ、獄憐-ゴクレン-でーす。 奇襲しに来ました~」


「おおっ? 何か豪勢ですけど何かあったんですか~?」


`……´


「あっれぇ、静かだね? そう言えば居眠り総長は目を覚ましたのかよ~?」


居眠り総長って俺の事か?


全くどこから聞き付けて来たんだか


……それよりも、獄憐


`空気読めよ!!´


幹部と下っ端達が殺気と共に揃って同じ言葉を叫び、獄憐が怯んだ


「お待たせしましたー…って、何事ですか?」


ちょうどいい時に特効服を抱えた緋麻里が階段を降りてきた