「思えば俺が総長として活動をしはじめてから、そろそろ二年が経とうとしてる。 その間に本当に色々とあったな。
チーム内の内乱に炎舞との同盟、姫の誕生。 それが今となればいい思い出と言えるだろう」
うんうんと頷く者も居れば懐かしそうに頬を緩ます者もいる
話を続けようとしたが、幹部の一人がやけにソワソワしている
「どうした、緋麻里」
「へ? あ、今いうのも雰囲気ぶち壊しそうで言えなかったんですけど、特効服! 直したんです!!
上に着る分でも持ってきましょうか?」
「……わかった」
「上でも聞いてますんで話を続けて下さい!」
緋麻里は階段を勢いよく駆け出していった
俺はコホンと咳き込み、話を再開した
「……俺が今も総長でいられるのは幹部の支えもあったからだ。 周りの配慮が長けている塁、皆を笑顔に変える颯一、一人一人を気遣ってくれる緋麻里、皆に癒しを与える翡麻里。
そして、姫という守りたい存在ができた」
所々からおおっ、と歓声が聞こえてきた



