「――さて、盛り上がっていく最中にですが、今から総長の話がありまーす! 星夜、何か一言どうぞ」
「……あぁ」
唐突に話を降られ、俺は皆の前に立たされた
……何を話そうか
一人一人の顔を見る
皆はじめから今みたいに仲良かった訳ではない
違うチーム同士から衝突し合う事もあった
中には何かしらの理由で辛い過去を持った人もいた
それが、今では互いに理解しあい手を取りあっている
こうして笑いあえるのも白神としてのあり方だと思う
下っ端達を見て、翡麻里、緋麻里、颯一、塁を見て、翼と目が合う
翼もはじめてあった時よりも笑う回数が増えた
白神連れて来てよかった
互いに笑い合い、正面に視線を戻した
「……今日は、俺の為に祝ってくれてありがとう。 随分と長く眠り込んでしまって、皆には心配をかけて悪かったな」
思った事を正直に話そう



