「そう、か。 今更、ながら…恥ずか……しいな」


「星夜?」


ダメだといわれても抗えない


「…………塁…悪い……な…んだ……かね……む………ぃ」


「星夜!?」


「…………」


「星夜! もう少しだから!!」


塁の声が段々遠退いていくようだ


「星夜!!」































……俺はどうなるんだろう


このまま起きる事もないのだろうか


翼に言えないまま終わりたくないのに……


俺は一筋の涙を流して目を閉じた















side end.