「……で、相手の人数はどれくらいだ」
「確か、おおよそ千は越えてるよ」
階段をおりながら炎舞と白神のそれぞれの総長は話している
俺は星夜の後ろ姿を見て疑問に思っていた
そもそも星夜とは関わるようになったのは小学生の頃
実際話すようになったのははじめて同じクラスになった高学年の時
双子とは幼稚園からの仲で颯一は中学校に入ってから
つまり、五人でいるようになったのは中学生の時となる
炎舞と比べればの仲の深さは劣ると思うけどそれでも負けていないと思う
それに性格や何を考えているかが分かわかってしまうほどだ
……例えば好きな異性とか
「どぉーも、俺達がお前らをを潰しに来ましたー!」
一階に降りたと同時に牙礫の総長らしき人が言うと周りがゲラゲラと笑い出した
「……下品な笑い声ね。 それに、変な臭いがする」
臣さんのわざとらしい声に一気に静まり返った