「舜、君? なんで?」
震えるまどかに鸞は溜め息を付いた
「何でって、アンタを信用してないから。 [舜]の"人格"の時でも同じだと思うな」
人格、の言葉に眉を寄せるが本性は見せる気はないようだ
「翔太ぁ! 翔太なら、まどかの味方だよね?」
肯定してくれる、と信じて疑わない様子だ
「……まぁ、そうだな」
前髪をいじりながら答えた
「だよねぇ。 皆にいっ「だが、俺の妹を何度も危険な目にあわせるてめぇの命令は二度と聞けねぇよ。
忠誠従うなんて一生ごめんだ」」
低く吐き捨て、同時に拳を掌で受け止める
まどかはギリギリと歯軋りしながら俯いた
「……潰してやる」
怒りを露にしたまどかが一人ずつ睨み付けながら、
「雛菊を公開処刑してやる! アンタのチームもよ! どうせ、雛菊よりも乱凰よりも下なんでしょう?」
キャハハハ、と笑いながら星夜に指を差した



