「なっ…あんた、まどか様にあんな事しておいて、そんな態度とっていいの!?」


「あんな事ってどんな事? 私、した覚えないんだけど」


本当まどかは何様って感じよ


まぁ、私が姫になった時に比べて周り反応が違いすぎるからね


……私が受け入れられてないのか


ガララッ


そこに入ってきたのは雛菊の保と浩輔


離れたいのに離れられないとか笑っちゃうよね


女子三人が入口に注目している隙に間をすり抜けて自分の席に座った


落書きだらけの机


消すと増えると思ったからそのままにしている


私は突っ伏して眠りについた








「……さん、高岸さん」


「……ん」


頭をあげるとオバサンが私の横に立っている


「私の授業で寝るとはいい度胸ね。 今から黒板にかかれている問題すべてあなたが解きなさい」


いつも何かと因縁つけてくるんだよね、めんどくさい