「ど、どうしよう。 俺が主催なのにー!!」


「お、お父さん落ち着いて……」


頭を押さえて仰け反る朝陽さんをひきつった表情を見せる晴羅さん


「もぅ、あなた。 ひとまず朝食とってください。 考えるのはそれからでも間に合うでしょ?」


「あ、あぁ…すまん」


夜空さんになだめられて朝陽さんはイスを起こしてから座った









「……で、どうやって代理を見つけるんだ?」


朝食が終わり、話に入る


「ん? あぁ…舞台は春の花に囲まれた、仲良しな姉妹。 服装の色の基準は白か桃色なんだ」


「……春」


女子の幅広い年齢層を考えた結果である


イメージに合った子がいたが最近になって断った


それが、快く引き受けた後に……


断った子は理由を聞かれても頑なに口を閉ざしているらしい