あれから、翔太と浩輔は和解


鸞は翔太に招待を話したけど、見守っていて欲しいと言われたらしい


その報告が昨日、一昨日と来た


深夜に近い時間帯に寝ていた私は、起こされる状態になっていた


クリスマス会当日、私は寝不足だ


「つーちゃん、眠そうだね」


朝食の最中に晴羅さんに声をかけられた


「深夜に…迷惑電話が来ました」


欠伸を噛み締めながら私は言った


「……う~ん…」


うなり声とも言える声をあげたのは資料を眺めている朝陽さん


「父さん、ここで仕事はするなよ」


星夜はなんだか呆れている


「それが大変なんだ! 締め切りが今日までなんだ」


「……まだ、決まってなかったのか?」


「オーディションのは決まった。 だが、モデルの代理が決まらないんだ!!」


ガタンッ!


勢いよく立ち上がったせいか、イスが派手な音を立てて倒れた