「……そう、なんですか」
「遥ちゃん?」
ギュッと胸元を押さえた遥ちゃん
「……っ」
顔が歪み、押さえた手に力が入っていく
「遥ちゃん!! 大丈夫!?」
「……ハァッ…い″、う……」
荒く息をついて話す余裕なんてない
「浩輔! ナースコール!!」
「う、うん!」
その後は医師が来て対応をした
オレ達は遠巻きに苦しそうな遥ちゃんを見ているしかなかった
浩輔がすぐに連絡して翔太と翼が駆けつけた時には遥ちゃんは落ち着いていて、
翔太が医者と話をしている間に翼から話を聞いた
そして突然まどかが来て、今にいたっている
「――……なぁ、ここがいつもの場所なのか?」
「あぁ。 事ある度に集まっている」
疑わしげに建物を見る翔太の肩を付かんで、中に入った
その数十分後に星夜達と合流した



