強がりな元姫様



「あの、[ラン]って人物はあたしが知ってる限り一人しかいませんが……?」


「勿論、緋麻里も知ってる人物だよ」


塁の発言が決定付けるものとなった


「[冴木鸞]も来てたのね」


「……」


「……誰かといたのか?」


「一人だけだよ。 今日一日はここにいるって言ってた」


「……早い内に会いそうだな」


そう言って星夜はげんなりした


その後、


「オルゴール、どの曲がいいんでしょうか?」


「赤か青、女の子だったら赤?」


「……絵の具って何セットだ?」


「もう少し詳しく書いてほしいかった!」


大まかすぎるリスト内容に悩みながらもなんとか買う事ができた


「……これで終わりだね」


プレゼントを買い終わり、ベンチに座る


「思ったより時間がかかりましたね」


「……俺、何か買って来る」


「なら、俺も行くよ」


「私も……」


ベンチを立とうとした