「緋麻里と塁は?」
「買い物! 巨大ショッピングモールに行ったよ」
「ショッピングモールか…俺もそこに行くんだが」
星夜が言うと翡麻里と颯一は顔を見合せ、
「ちょうどええやん! 塁宛に来てた物を次いでに渡してきて欲しいんや!」
颯一は一枚の紙を星夜に渡す
「……わかった。 見つかればの話だけどな」
「頼むでー!」
「僕達はこの作業続けているから!」
翡麻里は大きな紙をテーブルに広げた
紙には【クリスマス会 プログラム】と書かれていた
端には折り紙で作られた作品が貼られている
「それじゃあ、行ってくる」
「「行ってらっしゃーい!」」
翡麻里と颯一に見送られ私と星夜は倉庫を後にした



