「買い物は今度ね」
「……仕方ないわね」
ムスッと晴羅さんはふてくされた
「……星夜、おみやげ買ってきてね!」
「あぁ。 アネキも休んでろよ」
「わかってるー!」
「それじゃ、行ってくる」
星夜に手を引かれ部屋を出て行った
「遠出する前に倉庫に行くぞ」
と言うことで、白神の倉庫に車が向かっている
「送迎は後で連絡するから」
「いつもありがとうございます」
倉庫前について、運転手の篠原-シノハラ-さんにお礼を言って車を降りた
ガララッ
`おはようございます!!´
下っ端達からの挨拶を返して二階の幹部室に上がった
ガチャッ
「あ、星夜! 翼ちゃん!」
「どないしたん? 今日は出掛けるんやなかったんか?」
翡麻里と颯一が何かの作業をしている
「そうだけど。 ただ、昨日は顔を見せなかったから」
「そうなんか。 俺もやでー」
颯一は笑った



