「じ、自分で直せる! それに、あたしの家なんだから迷うわけないじゃない」
「確かにそうだね」
「笑わないでよー」
クスクス笑っている男性に顔を赤くしながらも笑みを浮かべた晴羅さん
仲のよい二人だ
「光さん、アネキをよく見てて下さいよ。 何するかわからないんですから」
「確かにそうだね。 でもそこが晴羅の可愛い所だよ?」
「……光ったら」
「……」
星夜は晴羅さんと男性の暖かなオーラを冷めた目で見据えた
私は着替え終えて、角から姿を見せる
「えと…翼さん。 僕は林家-ハヤシヤ-光、警察です。 星夜君にはいつもお世話になってんだ」
「不正している族や組を中心に頼まれてんだ」
男性、光さんに会釈をする
「ちなみに、あたしはモデルやってるの! それとデザイナー!」
ハイハイ、と手を挙げて晴羅さんは言った



