強がりな元姫様



「隣は俺の部屋だから。 荷物整理してからすぐに呼んでくれ」


私の荷物を置いて、部屋を出ていった


「……」


……静かだな


私だけだから当たり前か


それに荷物は多くないからすぐに終わる


学校に必要な物、制服、下着、私服数着等をしまう


数分足らずで全て終わった


最後に持って来た写真


最後まで持っていこうか悩んだけど結局持ってきてしまった


倒したまま棚の上に置く


「……よし」


部屋を出て、隣の部屋に向かった


トントンッ


ガチャッ


「終わったか?」


私服姿の星夜が姿を表した


「そんなになかったからね」


「……明日、買い物行くか?」


「うん」


「だったら家の事を説明しないとな、歩きながらだけどいいか?」


「いいよ」


廊下を歩きながら星夜が話始めた


星夜の家…新崎財閥は、美容、芸能界の項目に置いて力を注いでいるらしい