海也sibe

可愛いな……。

俺の膝の上で寝ている俺の彼女、菜衣。

本当に可愛い。

猫みたいな性格なんだ。

いつもは、甘えたりしないのだがこの時は何故か無償に甘えたくなった。

だから、膝にのせて頭を撫でていたのだが……。

「ふぁ……」

と、小さく欠伸をしたので寝かした。

菜衣は、俺に軽く寄りかかっている。

「本当……可愛い。」

俺の親友、龍馬は俺のことをよく知っている。

だからか、

『海也は、菜衣ちゃんを搦愛してるな!』

そう言われた。