部屋で悩むこと数時間…。

優から連絡があった。

『今からいく。待ってて。』と。

蓮唯は優からの連絡受けてすぐ帰る支度をした。

(優になんて言おう…。

ううん…。いっちゃダメだ。これは私の問題だから…)

そう思いながら蓮唯は階段を下りていく。

ふと、みた掲示板には

【アメリカ留学!!!君の将来は君の手のひらの中に!!】

という張り紙があった。

蓮唯は立ち止まりその張り紙をじっと見つめた。

(もし…私が優から離れたら優はどうするんだろう…)

蓮唯は俯いた。

校門には既に優が蓮唯を待っていた。

「れ…」

優は声を掛けようとしたが掲示板の前で俯いた蓮唯を見つけ、

蓮唯が自らこちらに来るのを待った。

しばらくして蓮唯は優の待つ場所へ…。