......翌日.......

「おはょ…」

すっかり元気をなくした蓮唯は朝、

リビングへと足を運んだ。

「蓮唯…」

麗都は心配して声を掛ける。

しかし

「……」

蓮唯は返事をしないまま家を出ようとする。

「蓮唯…」

そんな蓮唯を母親の美麗は引き止めた。

「今日は学校休んじゃないなさい。」

蓮唯を心配してそういった美麗だったが

蓮唯には逆効果だった…。

「なんで…?別にどこも悪くないし…。

練習しなくちゃみんなに置いてかれちゃうから。」

蓮唯はそういい家を出た。

「行ってきます。」

そうドアを開けた先には