悩んで二日。

蓮唯は登校をしていた。

「はぁ…」

「ため息つくなら言っちゃえば?」

朱音は変わらずスマホをいじり言う。

「な、なにを…」

「優って人に告れって言ってんの。」

「はぁ!?む、むむ無理!!」

「いや…大丈夫でしょ。あからさまに鈍感ぽいっし…
それに…あんたが好きなんでしょ?」

「っ///す、好きじゃなしっっ!!」

蓮唯は顔を赤くして言う。

「またまた…。強がりっていうか…意地っ張り?だよね蓮唯ー」

「わ、悪かったわね!!麗都や麗牙みたいな性格じゃないの~!!」

「あ、投げやりした…。」

蓮唯は朱音を置いて校門を通った。

(私が優を好き?ありえん。あんなヘタレでチキンみたいなやつ)