泣き虫彼氏と強がり彼女。【上】

蓮唯はあまり泣き顔を人に見せたことは無かった。

「だからっ…私っ…行かなきゃ…っ…」

蓮唯は涙を拭いて優を見た。

それを見た優は笑いいう。

「行かなきゃ…じゃなくて、行くんだ。

でしょ?うーん…前の蓮唯だったら、

私が行かないで誰が行くのよ!!

私は将来世界に羽ばたくシンガーになるのよ!?

今のうちにサインもらっといたほうがいいんじゃないの!?

かな?」

「…バカ…ふふっ」

蓮唯は笑った。

「蓮唯は笑った方がかわいいよ。」

「どの口が言ってるの?

私にそんな口の利き方しないでくれる?」

蓮唯はそういい立ち上がった。

「はい。」

優は笑いながら言った。