こんなこと言ったって日向君はいまさらかよと思うかもしれない。
それでも、どうしても伝えたかった。
私は今日向君が好きだということを伝えたかった。
日向君は何も聞こえてなかったかのように普通に立っている。
こっちも向くこともなく。
やっぱり…おそかったかぁ…。
日向君はもう私のこと好きじゃなかったんだね…。
そう思うとさっき引っ込んだはずの涙がまた溢れ出そうになった。
「っ…。」
どうしよう…もう、我慢できないよ…。
せめてここじゃないところで泣かなきゃ…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…