私は今までに出したことのない位の大声で叫んだ。


日向君は私の言葉なんかを聞きてくれてるかどうかなんてわかんない。


でも私は続けた。


「確かに、確かに最初は日向君のことがこわくて友達になろうなんて言った。


でもね…


甘い卵焼きが大好きなところとか

すごい恥ずかしがり屋なところとか

犬の話になるとよくしゃべるところとか

寝言で恥ずかしいこと言ってくるところとか

さりげなくたすけてくれるところとか


日向君のこと知っていけば知っていくほど…


日向君のことが好きになって…ました…」


いい終わった後には自分がものすごく恥ずかしいこと言っていることに気づいた…。


でもそんなのどうでもよくなるくらいこの想いを伝えたかった。