俺はとりあえず一人になりたかった。 …なんでこんなイライラしてんだよ。 あいつが俺の事なんか眼中にないってことくらいわかってたのに。 多分…期待してたんだろうな。 いつか好きって言ってくれることを。 そんなはずないのにな。 もう西村には迷惑かけねえ。 だから俺はあいつと友達をやめた。 一緒に帰るのも、昼を一緒に食べるのも やめた。