「これで大丈夫かな?」 「はい、ありがとうございます!」 「美羽~いこー!ファストパス間に合わなくなっちゃう!」 「あっ、うん! ごめん~!じゃあ、私行くね!ありがとね~」 「あっ、あの!」 「ん?」 さっきの背の高い男の子だった。 「いや…なんでもないです。 ありがとうございました!」 その男の子はにこっと笑った。 「こちらこそ、ありがとね!」 私たちは手を振り、 その場を離れた。