【完】向こう側の白鳥。









……だけど、そう考えると辻褄が合うんだ。



今までの先輩の行動も……全て納得がいってしまう。








一ノ宮先輩の想い人が……、お姉ちゃんだとすれば……。





全て、納得してしまうんだ……。








でも、それは……。



「あまりにも……酷すぎる……!」





何が酷いかって、



先輩が私に近づいた理由も。



私が先輩に恋してしまったことも。





この運命も。





一ノ宮先輩の隣に立てないことは、わかっていた。





私なんかは先輩に釣り合わない。



お姉ちゃんなら、といつも思っていた。





私はお姉ちゃんに何一つ勝てない。



容姿も学力も、性格の良さも、先輩の心も……。