【完】向こう側の白鳥。









そしてそれからまた時間が経ち……。



先輩が眠って、結構な時間が経過した。





先輩はまだ起きて来ない。



熱は計ってないけど、先輩の体温からして結構高かったと思う。





待ってる時間は洗い物をしたり、リビングで散らかっていた服や本を片付けたり。



そうやって時間を潰していたけど、とうとうやることが無くなってしまった。





畳み終わった洗濯物をソファーに置いて、先輩の様子を見に行こうと立ち上がる。








……にしても、意外だったな。





あんなにも学校で“完璧”と言われ続けた一ノ宮先輩だけど、部屋は正直、綺麗と言えるものではない。